UMTP L3にパスしました
UMTP L3に合格しました。
今のところ対策本とかは出てないので、自分のやったことを簡単にまとめてみます。
出題範囲
出題範囲についてはUMTP Japan - 試験概要となります。
上記より勉強した部分
- デザインパターン
- GRASPパターン
- 設計の指針。責務の分割をどうすべきか?
- 拡張/揺さぶりに強いモデルを作成するための指針。
- GRASPに関しては定番の実践UML 第3版 オブジェクト指向分析設計と反復型開発入門 - 和書 - ピアソンは教育ソリューションを通じて世界に貢献しています。。というか、この本以外でいい本が見つかりませんでした。
- 開放閉鎖原則
- 運用に入ったクラスを変更してはならない。機能を追加したい場合は、クラスの拡張によって対処されるべき。
- 豆蔵 羽生田さんの技術の広場 - 羽生田栄一の「オブジェクト論」---目次:ITpro連載。
- msdnマガジン2008年06号実践的なパターン : 開放/閉鎖原則。
- リスコフの置換原則
- 大雑把に言うと「スーパークラスが使用されている箇所は全てサブクラスで置換できる」(=サブクラスで置換した場合、挙動が変わるデザインをしてはならない)という原則。
- オブジェクト制約言語(OCL)
- L2まででは余り問われてなかった気がする。この辺はOCUPの参考書を併用した方がいいかも。
- OCUPは勉強してなかったので、O'Reilly Japan - UML 2.0クイックリファレンスで勉強しました。
- ロバストネス分析
- オージス総研の実践ロバストネス分析。
- その他
- O'Reilly Japan - Head Firstオブジェクト指向分析設計。この本は最初に読んでおくといいかも知れない。
- UMTP L2の参考書。L2取得から時間が開いてるので復習の意味で。
その他
- 設問1〜3の形式の問題が出た場合、いきなり解こうとせずに設問を全て読むこと。設問3は設問1から導出した、というパターンがあったりするので、お互いにヒントになるのでチャンスになります。例えばクラス図=>アクティビティ図を導出など。
- 制限時間120分で分析〜設計を行うので、見直しの時間まで含めると結構余裕の無い制限時間で設定されています。難しそうな問題の場合、一旦保留しておいて他の問題を先に解いた方がよいと思います。
- 120分フルフルで物を考え続けるので、脳に負担が掛かります。寝不足に注意して、開始一時間前くらいに甘い物を採って血糖値を上げておくといい感じです。
- 問題が難しいと感じても、ともかく時間までもがき続けること。
何かの参考になればよいのですが。健闘を祈ります。